EZOライダーレポート  Vol.406
2019年02月06日~10日

阿寒摩周国立公園!極寒のEZOライダーも楽しいぞ!

長らく更新をサボっていたセンムです。
サボっていたわけではなく、いろいろと、いろいろやってました。
記憶をたどりながらのEZOライダーレポートを更新します。
今回のEZOライダーレポートは極寒の川湯温泉の紹介です。


濡れたティーシャツはカッチカチになるマイナス30度の世界。
               
大好評のスノーバイクです。
                   


   
     
2月6日(水)
本日は定休日です。


雪の壁をわざとオブジェにしているEZOライダーです。
もう冬の風物詩となりますね。
 
   寒い朝です。

でも、この時期は普通の気温です。
家の中では薄着でも、外に出るときは着込んでいきます。
冬のSL湿原号を待つ。

チエコさんに聞いたSLを写すには絶好の場所。
なんとかギリギリ着いた感じです。
今日はタカさんと一緒に見に来ました。
 
   アマチュアカメラマンがスタンバイ。

みなさん、よく知っています。
というか、ここは絶好の撮影ポイント。
すぐ横には特設の駐車場があり、100台は停まれそうです。
     
     
 初めて見るSL湿原号の雄姿。  何年も川湯温泉にいますが、タイミングが合わなくて。。。
     
     
今年は釧路~標茶間の運行。

昨年まではディーゼル車の力を借りて川湯温泉駅まで来ていたそうです。
でも、今年は経費削減?なのか、標茶駅で折り返します。
 
   初めて来た標茶駅。

入場券を買って入ろうとしたんですが。。。。
標茶駅の横には普通に出入りできる通路がありました。
ちょっと見るだけなのでいいでしょ?
     
     
  ここで水や石炭を補給するみたいです。
     
     
標茶ハイヤーも大忙し。

春節ともあり、アジアから外国人観光客が押し寄せる道東。
関空~釧路間のピーチアビエーションの飛行機が効いてるね。
竹しゃんはいませんでした。
 
   夜は除雪しません。

道東では当たり前のことです。
明日の朝早くからガイドの仕事があるので夜のうちに移動。
見る見るうちに雪が積もります。
ここは、小清水原生花園の横の国道244号線。
     
 
   
   
   
2月7日(木)
網走の道の駅で夜を明かす。

ホテルハイエースは快適に寝れるのです。
暖房のためにアイドリング状態ですが、風向きを間違えないようにします。
早朝の道の駅にもたくさんのバスが停まっていました。
 
   網走市のマスコットキャラ?

ゆかりって・・・・ママと一緒やん。
流氷線オーロラ号の乗り場。

網走の道の駅はオーロラ号の発着港でもあります。
すごかtった。。。。とにかく人がすごかった。
 
   お戻りになられたようです。

センムは道の駅で待機です。
待機中に朝食を食べたり、ウロウロしたりします。
でも、人が多いので気分が悪くなります。
     
     
 冬のメルヘンの丘。
   
   
コタンにお連れしました。

ガイドのお仕事は弟子屈町周辺の景勝地にお連れします。
コタンは温泉こそはらないものの、白鳥がたくさん集まります。
その光景は外国人観光客にオオウケです。
 
   白鳥は何かを欲しがっています。

白鳥の食事は水の中の藻だったりします。
でも、観光客が時々与えるお菓子も欲しいのです。
近寄って来るけど、決して触ることは出来ません。
砂湯キャンプ場の雪の様子。

そろそろ、スノーバイクで走れるんじゃない?
油断は禁物。
ここの地面には温泉が流れているため地熱があります。
もう少し様子を見ておこう。
 
   EZOライダースノーランド。

台湾から来たお客様にスノーランドのご案内。
ガイドコースには入っていないけど、通り道です。
川湯温泉が素通りコースにならないようにしたいね。
     
     
  小さなお子様も遊んでいただけます。
     
     
摩周湖は霧の中。

摩周湖は深いのでなかなか凍りません。
でも、今年は凍り始めてきたような。。。
霧の中に浮かんだ氷が見えます。
 
  人気の摩周湖です。

世界屈指の透明度を誇る道東の景勝地、摩周湖。
ココを目指してくる観光客は全世界から。
でも、霧や曇りだとやっぱりテンション下がるね。
タイヤハウス一周の氷

アイスバーンをずっと走っていると、タイヤハウス内に氷が付きます。
停まったときに落としておかないとハンドル操作に悪影響が。
雪国を満喫するためにこのまま置いておく人もいますが。。。
取ったほうがいいよ。
 
   EZOライダーに帰ってきました。

おおむね200キロを走破し帰路についた。
EZOライダー前の氷の灯篭はキレイだな~
極寒だからこそできる灯篭。

川湯温泉に絵の具を溶くと分離しません。
一面に色が付いた氷が出来るんです。
実験してみてくださいね。
 
   宮田さんご夫婦が到着。

夏はバイクで来てくれる宮田さん夫妻。
冬の北海道は初めて!
スノーバイクに乗りに来てくれました。
今日から3泊4日よろしくお願いします。
     
  
 
     
     
2月8日(金)
今朝も寒いよね。

相変わらず極寒の川湯温泉です。
雪も少なめです。
暮らし方を覚えると、冬の方が北海道らしい気がします。
 
   カラフルな氷の灯篭です。

毎日毎日とっても寒いので溶ける気配もありません。
朝方、さっと雪が降ったようです。
   
   
 タカさんはコースの整備をしています。
   
     
中国人観光客が遊びに来ました。

お父さんと子供がソリで遊んでいます。
1時間たっぷり遊び放題で、お一人様1000円税込み。。
 
   バイク整備はお任せください。

整備士免許を有するタカさんです。
ミッションのリンクが外れてしまったようです。
エンジン内部なので慎重に作業します。
エンジンは酷使されます。

大きなキャタピラを動かすスノーバイク。
ベース車のカワサキKLX110もエンジンには負担がかかります。
エンジンを開けたついでにいろんなところをチェックします。
 
   今夜はマイナス30度の世界。

どんどん、どんどん、気温が下がってきました。
超~寒い夜に代ちゃんから電話がありました。
「オモシロいことやってるからおいで~」
極寒ラーメン。

本物の熱々のラーメンを屋外に放置。
10分ほどでカッチカチ。
でも、スープはまだ時間がかかりそうだな。
 
   透明人間を作ることにする。

極寒ラーメンが出来上がるまで透明人間を作る。
シャツを水で濡らして屋外に放置する。
タカさんはツナギを濡らしてきたようだ。
ツナギをバイクに乗せてみる。

数分で濡らしたツナギはカッチカチ。
腕や足を折ると、バキバキ音がします。
 
   透明人間出来上がり?

頭部が無いのでかなりシュールです。
こんなんが街を走っていたらビックリしますよね。
タカさんの力作です。帽子を取られたセンムはくしゃみをしています。
   
   
 ティーシャツもカチカチに出来上がり。   どうやら極寒ラーメンも出来上がったようですね。 
  
     
はい!ラーメン一丁!

極寒ラーメンを台車に乗せて出前をする様子。
バイクに乗っていたツナギは何故か台車も押せる格好しています。
ラーメンはカチカチで折れる気配もありませんでした。
   
     このまま放置しておこうか?

朝になったら道端に転がっていることが容易に想像できます。
もう、めっちゃ寒いので寝ます。おやすみなさい。
     
  
     
     
2月9日(土)
今朝なんかすっごい寒い!

昨晩の冷え込みをそのまま朝まで持ち越しております。
外に出て息をすると、鼻が痛い!
口で息をすると、歯が痛い!
 
   この気温、ヤバくないですか?

太陽が出て来てもこの気温です。
シベリアに比べれば全然マシなんでしょうけどね。
北海道の醍醐味はこの気温だ。
透明人間はそのまんま。

一晩のうちにデキてしまったようです。
わかりますかな?
ティーシャツの方は、小さいけどおっぱいがあるんですよ。
 
   スノーバイクの予約に備える。

やばかった~。
乳化したオイルが凍ってしまう事件が発生。
しかも、2台のバイク。
ストーブでエンジンを暖めてオイル交換をしました。
台湾から4人組の女性たち。

台湾の旅行会社、アジアプロさんからのご依頼。
地元で、いつもバイクに乗っているという方たちばかり。
少しは安心かな?
 
   安心したのもつかの間。

コースアウト、転倒などなど。
タイヤ付きのバイクとは勝手が違うようです。
いつもコースアウトするお客様に聞きました。なんで?
「新雪のところを走ると気持ちいいんだもん」
いえ。それって、コースアウトってことです。
     
     
  じゃあ!気を取り直して走るか!
     
     
お次は宮田夫妻のご予約。

宮田さんたちの今回のお目当てはスノーバイク。
普段はBMW K1300やR1200なんかにお乗りです。
小さいけど短p志井スノーバイクです。
   旦那さまはすぐに乗れました。

とっても勘のいい宮田ツグオさんです。
白いソリと黒いソリの違いも見抜きました。
走って楽しんでください。
奥様は慎重に。

マイバイクのメーターには「調子に乗るな」のステッカーが貼られています。
でも、初めてのスノーバイクは慎重かつ、丁寧に乗っています。
走って転んで楽しんでおられました。
 
   タカさんのデモラン。

「お前はすでにコケている」とケンシロウに言われそうですね。
でも、コケてないんですよ。
ゴリゴリのタカさんはスノーバイクが上手くなりました。
これには宮田さんも「すげ~」って声が出ました。
午後からのお客様は?

ずいぶん前からご予約いただいていました。
スノーバイクって雪が降ってもキャンセルにならないのがいいね。
だって、雪の上を走るんだからね。
 
   紋別市から来たバイク仲間。

普段はハヤブサやZX14Rなんかに乗っているそうです。
さあ、楽しんでくださいね。
たっぷり30分走りました!
いや~疲れましたね。

スノーバイクって思いのほか疲れます。
普段の乗りのバイクとは勝手が違います。
大変お疲れさまでした。
 
   カマクラの中はヘルメット着用?

そうでもないのですが、ヘルメットを被っていた方がいいともいます。
壁がゴツゴツしていますからね。
夏もバイクで来てくださいね。
夜のEZOライダーでは。

この日の夜もEZOライダーレポートの編集に励んでいるセンムです。
皆様、おまちかねですからね。 
 
   散歩してこよ。

EZOライダレポートの1ページをこさえるのに、2時間。
写真点数が多いと3時間ほどかかります。煮詰まります。
このコメントはよ~く考えています。
考えていても誤字脱字がありまそ。
そも時はおしえてくださう。
     
  
 
 
2月10日(日)
今日の観光ガイド。

今日は知床~弟子屈コースのガイドに出かけます。
知床横断道路は冬季閉鎖のため、オシンコシンの滝がいいね。
   
   滝が凍って氷瀑になる。

オシンコシンの滝を見たことある人も多いはず。
極寒期の滝は凍って氷瀑になります。
普段はドバドバ流れる滝もとっても静かです。
     
     
 斜里岳を望む新雪のビート畑。 
     
   冬の晴れた日の濃紺の摩周湖。
     
     

摩周湖展望台はお祭り騒ぎ。

この時の駐車場には大型観光バスが10台ほど。
タクシーやジャンボタクシーもワンサカ停まっていました。
売店も肩がぶつかるほどの人手。さすが春節ですね。
   
   硫黄山は空いていた。

これは多分、ぽっかり空いてるだと思います。
おそらく、さっき摩周湖にいたバスたちが押し寄せるはずです。
この大自然を見に、世界中から人々が集まります。
砂湯もお祭り騒ぎ。

本日のガイドをオーダーしてくれたファンリンさん。
砂湯の白鳥と、凍った屈斜路湖に感動していました。
人が多いのは仕方ないね。
 
   湖から見た砂湯レタラチップ。

不思議な光景です。
一説では、湖の氷の厚さが5センチになると人が乗れる。
10センチになると、跳んでも跳ねても大丈夫。スノーモービルも大丈夫。
でも、国土交通省が定める安全基準は、30センチの厚さの氷。
     
     
  ほぼ、全面氷結した屈斜路湖。
     
     
温泉の出るところは凍らないね。

凍らない湖の小さな場所は白鳥たちの場所です。
越冬する白鳥は、かなり数が減った気がします。
温暖化とは言え、もっと暖かい場所に行ったのかな?
 
   美幌峠から見る屈斜路湖。

遠くから見ると、全面氷結している様子が分かります。
この氷の上をスノーバイクで走る計画でしたが。。。。
氷の厚さも足りない。雪も足りない。どうすりゃいいんだ。
夕陽の和琴半島にお連れした。

ファンリンさんたちの今夜の宿は川湯温泉、お宿欣喜湯。
時間があるので、ゆっくり夕陽を見せてあげました。
コースには入っていませんでしたが、サービスです。
   
   鏡面になった屈斜路湖に白鳥。

そして、夕日のコントラストが厳冬期の北海道を温かい気持ちにさせます。
一瞬、時が止まった錯覚さえ覚えます。
   
   
 
 
 
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