EZOライダーレポート  Vol.463
2020年2月6日~10日

EZOライダーで!砂湯で!スノーバイクが乗り放題!

ようやく、まとまった雪が降って砂湯でEZOライダースノーランドが開催。
例年よりも雪が少なく、地熱もある砂湯の敷地内です。
そんな中、みなさん元気に走ってくれました。
でも、やっぱり外国人観光客の姿が激減しておりました。



KTMに乗っている北見の芳賀さん夫婦も参加されました。
               
釧路からインしたタッキーも屈斜路湖沿いを優雅に走ります。
                   


   
     
2月6日(木)
昨晩はゆうきの家に泊めてもらいました。


朝早くに釧路で用事を済ませるために前入りしました。
ゆうき宅はかんかんが単身赴任でいないので、キレイになっていました。
 
  1車線が使えない釧路の町中。

毎年悩まされるのが雪捨て場の問題。
サッポロほど雪は少ないけど、やはりこの有様。
4車線道路が2車線道路になります。
お昼には川湯温泉に帰って来た。

夏には緑のトンネル。
冬は青空と樹氷のトンネル。
川湯温泉の入り口です。
   
   お休みの松ちゃんはEZOライダーに。

松ちゃんいわく、いつも1800キロ走ってしか来れないEZOライダー。
そこに休みごとに来れる、この幸せをかみしめています。
未だにEZOライダーティーシャツを愛用してくれています。
革つなぎを着て走ります。

ロードレースの経験もある松ちゃんはいつもこの姿。
大事な部分も守られるので、クシタニの革つなぎを着こみます。
さすがに寒くないのか?
 
     松ちゃん勝負しない?

ユウキの挑戦に断れない松ちゃんがいます。
ユウキはスピード重視の通称「白ソリ」で参戦。
松ちゃんはグリップ重視の通称「黒ソリ」で参戦します。
     
     
 EZOライダースノーランドに、マルケスが降臨。 
 
 
 これ、コケる寸前のコーナー侵入。
 
二人の熱い走りをご覧ください。 
     
     
休憩中にお餅を食べる。

コロナウィルス関連のニュースに夢中です。
他人事とは思えない猛威を振るうウィルスです。
インフルエンザの比じゃないよね。
 
     テレビに夢中になり過ぎて。

お餅がナノ化しているようになっていました。
何とか救出して美味しいきな粉で食しました。
幸せだよね。
     
     
スナックCOCOさん何かしそうですね。  
     
     
  
     
     
2月7日(金)
いよいよこの日がやって来た。


今日から砂湯で営業する日です。
昨日、一昨日と降り続いた雪が積もっているそうです。
   
   気温もまずまずだな。

春のようになる砂湯には気温が重視されます。
今、川湯温泉でマイナス20度ほどなら、
マイナス5度ぐらいまでしか上がらないだろう。
意を決して出発です。
 
 
 イイ感じに真っ白!樹氷も見られます。
 
 
 EZOライダースノーランドin砂湯!開催です。
     
     
白鳥たちも少ない気がします。

毎年この時期に越冬するために飛んで来る白鳥たち。
なんか、数が減ったような気がするな?
どこかいいところ見つけたのかもしれません。
 
   観光客より写真家が多い。

まず、中国からの団体旅行はほぼキャンセルとなった。
観光地である砂湯では中国語は、ほとんど聞こえてこない。
東南アジア系の個人客か、写真家たちだけ。
     
     
  まず、お客様が来ないわ。
     
     
と、ばかり言っててもしょうがない。

砂湯の木彫りのお店、一馬さんを覗いてみましょう。
オモシロいのがたくさんあります。
 
     下ネタが大好きです。一馬さん。

クマの木彫りと思いきや!?
まず、女性受けはしないでしょうね。
「ウレシカ」ってのも気になります。
ここまで来たら苦笑い。

まあ、動物のあるべき姿なんだと思います。
ここまで来たら趣味で木彫りを彫ってるとしか思えないね。
 
     この創造力は半端ないね。

ここまで来たら、もうコメディだ。
このスペシャルに付いた値段が、なんと6万円!
売れたらラッキー!って一馬さんも話してました。
     
     
 白鳥さんたちも寒そうですね。 
     
     
  
     
     
2月8日(土) 
また、いい雪が降りました。


いい雪とは、夜中に風もなくシンシンと降り続く雪。
吹雪になると雪の量は増えますが、サラサラパウダーなので飛んでしまいます。
結局積雪量としては変わらないんです。
 
   
  EZOライダースノーランド川湯。

こちらもいい感じですが、今日も砂湯に行きます。
「砂湯で営業しています」の看板を出しておきます。
     
     
 すばらしい!アイスバーンの直線路です。 
     
     
砂湯でEZOライダースノーランド。

お客様はゼロでは無いんです。
昨年の冬の様子からすると、圧倒的に少ない。
こうしたスリリングなアクティビティは中国の方は好みます。
その中国人が来ていない。
 
   でも、やることは同じ。

ソリのコースを整備して快適に滑れるようにします。
積雪が薄いのので晴れると心配ですね。
暖かい砂湯はシジュウカラも来ます。

砂湯で働くただの店員の松ちゃんいわく。
このシジュウカラさんだけ?毎日このマットをつつくそうです。
毎日同じのコイツが来るそうです。
   
   名古屋からタッキーが到着。

EZOライダーで留守番をしていたママが撮影。
釧路空港からのハイヤーチャーターもタッキー、一人だけ。
EZOライダーの集客力の無さが浮き彫りになった。
タッキーようこそ!
標茶ハイヤーで砂湯に到着。

夏はレンタカー、冬はハイヤーで弟子屈町に来てくれるタッキー。
今回も標茶ハイヤーの竹しゃん社長が連れて来てくれた。
雪道のスムーズな運転はいつも感心するそうです。
   
   まずはソリの試走をお願いする。

と言いながら、マジで遊んでくれます。
タッキーは道東が大好きで、EZOライダー大好きで、
遊びも、ツーリングも大好きです。
竹しゃんもそろそろ仕事に戻ります。

クレイジーケンバンドのポーズを決める竹しゃんです。
タッキーもマネして見せまずが、若干違うね。
竹しゃん、忙しい中本当にありがとうございます。
   
     まばらな人の冬の砂湯です。

まず、バスがほとんど来ない。
冬の道東観光は東南アジアの方からの憧れの的。
昨年は毎日20台ほどの観光バスが来ていた。
今年は変だ。10台も来ない。
     
     
 屈斜路湖の横を疾走するスノーバイク。   タッキーが楽しみにしていた場所です。
     
     
砂湯限定の温泉タオル。

タオルが冷めているときは浴衣のお姉さんがプリントされてます。
明治、大正をイメージさせる日本美人です。
タッキーは昭和の美人ですかね。
 
   砂湯の売店内にある温泉に漬けると?

あら~見事に着物が消えて素っ裸になりました。
かなり、リアルな素っ裸です。
松ちゃんのデモンストレーションもオモシロいぞ。
営業が終わるころ。

白鳥さんたちがまた砂湯に来るようにと、エサをあげます。
エサは押し麦で朝一番と、夕方にバケツ一杯撒きます。
松ちゃんの唯一の楽しい仕事。これをママとタッキーにやってもらいます。
   
   エサのバケツを持って来ただけで。

ワラワラと白鳥さんたちが集まってきました。
もうわかってるんでしょね。
ケーケー鳴きながら、「早くくれ~!」って感じ。
まずはタッキーが挑戦します。

風があるので、岸に戻って来てしまいます。
なかなか上手くいきません。ようやく、白鳥に届きました。
前にいる子供たちが小さな押し麦を拾ってました。
 
     ママは豪快に行きますね。

湖面の浅瀬から写真を撮っているセンムにモロにかかります。
ツナギの首元からパンツまで押し麦だらけです。
前の子供たちもやりたくて仕方ない。
でも、この仕事は大人の仕事です。
EZOライダーに戻って来ました。

いつものようにEZOライダーレポートに出て来る仲間にお土産。
タッキーのお土産選びは、その人その人で違うのです。
センムには味噌煮込みうどん、かんかんにはお菓子とか。
ありがたいですね。
   
     弟子屈のスーパーにて。

ママとセンムはスーパーに寄ってお買い物。
お買い物の時にはほぼ一緒に行動しません。
センムが食べたい!と思ったサバ缶。
偶然にもママの買い物かごにも入っていました。
時々こうして気が合うんです。
竹しゃんを誘って焼肉屋さん。

標茶町内にある焼肉屋さん、千里亭。
癖になるタレの味が、またここに足を運ばせます。
竹しゃんの会社から数百メートルです。
   
    まあ、お疲れさまでした。

竹しゃんはセンムが送迎したので、飲めます。
竹しゃんもタッキーもビールが大好きです。
ここ、千里亭ではビールや飲み物はセルフサービスです。
ちゃんと申告しますけどね。
焼き肉の第一弾はてんこ盛り。

そうです。これだけ人数が居ると取り合いにあります。
今日は竹しゃん、タッキー、松ちゃん、中村さん、ママ、センムの6人。
お肉を「よく焼く派」と「炙っただけでいい派」に別れるので、
殺伐な空気が流れます。ちなみに、センムは炙っただけでいい派。
   
     おいしいやろ!?ここのお肉!

一人暮らしで仕事場と家を往復する松ちゃん。
みんなで食べる至極の時間と美味しい焼肉。
幸せこの上ない顔をしております。
タッキーも満足してくれたかな?

美味しいものは本当に美味しいのです。
しかし、仲間とコンロを囲んで食べるのも、一つの調味料だね。
みんな幸せそうです。いい空気が焼き肉の匂いと混ざります。
   
     竹しゃん、よく焼く派?

センムや松ちゃんにさっさと取られてなかなか口に入らず。
ジッと肉を見つめる竹しゃんです。
ママは「これ私の!触らんといてや!」作戦で、
新しい「自分で育てる派」でした。
このあと、みんなで温泉に行きました。
     
     
  
     
     
2月9日(日)
昨晩はシバけましたね。


「シバれる」は凍るほど寒いって意味なのは分かると思います。
「シバける」って言うのは「シバれる」の上を行く意味の北海道弁。
これを読んだ北海道の人は、「え!?シバけるって北海道弁?」
って驚いていることでしょう。そうです北海道弁です。
 
   EZOライダーハウスの窓もシバけてます。

昨晩はマイナス30度近くまで気温が下がりました。
北海道弁の「シバける」は、寒いの最上級の言い回し。
ちなみに、大阪弁で「シバける」って言うと、
なんとなく目上の人をどつくことが出来るん?って感じ。
あ!「どつく」って叩くって言う大阪弁。どちらかと言うとグーで叩く感じ。
ややこしいですね。
原ちゃん兄一家が来場。

高校生になった甥っ子にバイクに乗せてあげたい。
そんな願いを持って、釧路から一家総出で来てくれました。
黒いヘルメットがお兄ちゃん、オレンジがお父さん。赤いのがお母さん。
   
   おにいちゃん、上手く乗れてるな。

あまり感情を表に出さないお兄ちゃんです。
でも、ヘルメットの中の顔は笑って楽しそう。
何週もEZOライダースノーランドを周回しています。
     
     
 お父さんも初めて乗るスノーバイクが楽しくて!  夏はセロー225に乗る原さんです。乗り方も上手です。 
     
     
コケても痛くないんだな~。

原さんコケタときの第一声です。
「もっと攻めて走ることもできるな。」
はい!思いっきりトレーニングしてください。
   
     ソリコースの整備です。

原ちゃん撮影のセンムが除雪機で整備する姿。
タッキーの誘導?で除雪機を雪山の上まで行きます。
で、オーガカバーを密着させてバックします。
何度か繰り返すと、イイ感じのソリコースの出来上がり。
砂湯にやって来ました。

お兄ちゃん、まだまだ乗りたいそうです。
砂湯にはスノーモービルもあるからね。
思う存分、遊びましょう。
   
     スノーモービルに乗るお兄ちゃん。

スノーバイクは川湯でさんざん乗って来ました。
簡単に運転できるスノーモービルに乗り換えます。
エンジン付きの乗り物に興味が出て来る年頃です。
お父さんはスノーバイクがお気に入り。

ほんっとに楽しいコレ!と砂湯コースも爆走します。
もう乗り方もマスターしたので、スムーズかつ速くなっています。
   
     そして北見からハガちゃん夫婦も来場。

昨年の春にKTMのRC8からKTM1290スーパーデュークGTに乗り換えた。
やはり、本気のバイク好きのハガちゃんです。
乗り方もアクセルの開け方もすんなりマスターします。
奥様もスノーバイク初体験。

奥様は基本的にハガちゃんのタンデムですが、バイクも乗ります。
操作の仕方が簡単なのでライディングに集中できます。
まずは様子見でゆっくりと走ります。
   
     容赦なく猛追走する。

3周ほどで奥様を周回遅れにしようとする、ハガちゃんです。
この刺さり方が容赦なく感じますね。
撮影は原ちゃん。臨場感が出る写真です。
     
     
 慎重にパスしようとラインを決めるハガちゃんです。  危なっかしく抜くと怒られるからね。 
 
 
 無事、安全にパスして全開走行。
 
 
 今度はタッキーに刺さってるハガちゃん。
     
     
闘い済んで日が暮れて。みんなでソリで締めくくりましょう。  
     
  
     
 お手本のママ。   上手くなったタッキー。     はしゃぐ奥様。    すでに乗りこなすハガちゃん。
     
     
午後3時過ぎには日が暮れてきます。

冬の道東は日照時間が極端に短いのです。
今日は風が吹いていたので屈斜路湖の氷が砂湯に打ち上げられます。
氷は薄くてすぐに割れてしまいます。
   
     今夜は川湯温泉、三三五五。

楽しい時間が大好きな松ちゃんは久しぶりにビールを飲みます。
タッキーのお付き合いってことですね。
今日はEZOライダーハウスに宿泊の松ちゃん。
好きなだけ飲みや~。
     
     
  
 
 
2月10日(月)
今日も砂湯で開催中。


これ、リアルタイムのEZOライダーレポートじゃないから、
開催中はおかしいよな。
まああ、記憶と時間を戻してコメント中です。
   
   雪が融け、さらに風が吹く。

昨日より風が強くなって氷が打ち寄せられています。
お客さんもまばら。白鳥もどこかへ避難しているのでしょう。
ヒキメさんも様子を見に来てくれた。

身体の大きな大きなヒキメさんです。
客寄せにスノーモービルに乗ってくれました。
まるでドンキーコングが乗ったマリオカートや(笑)
   
   タッキーは今日も走ります。

お客さんに興味を持ってもらおうと走ります。
センムもバスが着く度に走ってます。
今回はセンムの代わりに走ってます。
お顔がよく見えるようにジェットヘルメットです。
 
 
 風のせいで氷が着岸。白鳥は遠くにいます。
   
     
スノーバイクの定期点検。

スノーバイクは稼働時間にかかわらず、点検します。
回転するものは後ろのキャタピラのクローラーとエンジン内部。
エンジンはさておき、今日はアイシング対策の見直し。
 
   キャブレターを外気から防御。

スノーバイクは極寒の環境で走ります。
そもそもKLX110は極寒仕様ではありません。
空気の吸い込み口を変えたり、キャブレターをアルミで覆ったりします。
極寒地は極寒地なりの対策があるのです。
   
     
 今夜も防寒着を着て残業しよう。 
     
     
 
 
 
 
 
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