EZOライダーレポート  Vol.476
2020年5月29日~6月3日

緊急事態発生!EZOライダーは臨時休業。

楽しい遊びを提供しようとしているEZOライダーです。
5月29日の早朝、親父が眠るように息を引き取りました。
さすがに、EZOライダーに留まることは出来ないので、
急遽大阪に戻ることにします。


大阪はとても暑かった。大阪と奈良の県境生駒山もくっきり見えます。
               
飛行機は欠航が相次ぐ。仕方ないのでフェリーで移動します。
                   


   
     
5月29日(金)
朝早くに兄貴から電話がある。


センムは森山家の次男です。
長男の兄貴から、「オヤジ、死によった・・・」と連絡があった。
とりあえず、大阪に向かう手段を探す。
 
   ユウキとかんかんにも伝える。

え!マジ!大阪に帰らなきゃ!
EZOライダーの前のベンチで朝ご飯を食べるオモロイ夫婦です。
今日は帰るね。お疲れでないようにね。

お昼ご飯にタコヤキでもしようかって言ってましたが、
そんなわけでユウキとかんかんは釧路に帰ります。
また今度ね。
   
  と言うことで、15時には出ます。

飛行機は欠航ばかり。乗り継ぎも上手くいかず。
時間を考えるとフェリーで帰っても同じか、早い。
と言うことで、ココマスにだけ伝えて苫小牧港に向かいます。
親父が残した功績?

EZOライダーの店の前にあるトタン屋根。
2013年に「ど~しても北海道に行きたい!」って言う親父に直してもらった。
「北海道連れて行く代わりに屋根直してぇな。」ってね。
   
   2013年春のEZOライダー。

雪の重さで破れたのか?下から雪を落とそうとして破ったのか?
原因は定かではありませんが、見事なまでにみすぼらしい景観。
材料を揃えて直してくれました。

親父の本業は調理師です。
でも、大工仕事もします。
なんでも器用にしますが、やりっぱなしでした。
   
     元気なころの親父です。

ご褒美に北海道観光に行きましたね。
小樽のロープウェイに乗った時の写真。
死ぬまでガラケーを愛用していました。
     
     
 よし!出発や!   無事故無違反で親父の亡骸に会いに行きます。
     
     
こないだ見たサラブレッドと違うな。

足寄の牧場にいた道産子です。
足が太くて馬力がありそうです。
 
   平取温泉に寄る時間があった。

北海道の緊急事態宣言から解放された最近。
温泉はけっこう人がいました。
学生が大笑いして炭酸風呂を占領していたのには参った。
さすがにフェリー乗り場はガラガラ。

定期航路のフェリーは人を乗せるのはオマケ。
本来は北海道と本州を結ぶ物流の要なんです。
豪華客船で新型コロナウィルス感染症拡大した経緯もあり、
予約はすぐに取れるんです。
   
   カッコいいポスターやな~。

モデルの選定、あえてモノトーン。
すごく印象にのこる白老町に出来たウポポイのポスター。
色んな所で見かけることになりそうです。
いつも最後に乗船します。

EZOライダーのハイエースは車高が低いのです。
なので、新日本海フェリーはいつも2デッキ。
出航10分前ぐらいに積み込み。
その代わり、降りるのは一番ですけどね。
   
   無駄な動きをせず部屋にいます。

食って寝て、映画鑑賞。
懐かしい映画、涙そうそうのワンシーン。
蒼井優ちゃんが出ているフラガールも観た。
     
     
 
     
     
5月30日(土)
本当に人がいない。


お腹が空いたので売店でカップラーメンを買います。
みなさん、同じ考えなのか部屋にこもりっきりのようです。
そもそも、乗客は少ないんですけどね。
   
   気持ちのいい天気です。

親父を乗せて来たのもこの航路だったな~。
そんなことを考えてデッキに出てみます。
気持ちの良い風です。
めっちゃベタ凪やん?

ん~~~パソコン持ち出して仕事しようかな?
パソコン作業をしても船酔いしそうにない波が無い状態。
いやいや、今日はあえて何もせんとこ。
   
   オレンジ色のニクイやつ。

子供の頃よく耳にした夕刊フジのキャッチコピー。
これ知ってる人って極わずかでしょうね。
     
     
  
     
     
5月31日(日) 
通夜、葬儀ともに1日遅れで。

兄貴が気を利かせてくれました。
センムとママが帰って来るのを待つように、
通夜と葬儀を1日ずらしてくれました。
葬儀はベルコホールで行われました。
   
   新型コロナウィルス感染症の折。

座席は離して設置されていました。
遠くから来る身内の者にも丁重に出席をお断り。
新型コロナウィルス感染症ってこんなところにも影響がありました。
家族全員が揃いましたので。

センム家全員が揃ったので、。葬儀場にほど近い三田市の温泉に行きました。
久しぶりに、孫のルイトくんと一緒に温泉タイム。
   
     夜食には甘えび丼。

昨晩フェリーを降りて一路金沢へ。
タイヤチェンジャーを届けにタカさんのところに行きました。
お土産は金沢で今朝取れたばかりの本物甘えび。
家族みんなで美味しくいただきました。
 
 
 
 
 
6月1日(月)
葬儀は無事に終わりました。


本来なら親戚一同が介して食事をいただく会場。
兄貴とセンムと妹夫婦と甥っ子だけの食事会。
お骨上げも無事に済ませ、大阪に戻ります。
   
   新名神の新名所。

「新」が2つも付くほどの宝塚北サービスエリア。
最近のサービスエリアはアミューズメントパークみたい。
ちょっと見学に降りてみましょう。
これ、誰か知ってる?

小学校6年生のルイトくんに質問。
ルイト 「手塚治虫やろ?」
センム 「え?リボンの騎士やけど、何で作者知ってんねん!?」
ルイト 「え?教科書に載ってるやん!」
センム 「時代は変わったのう~」
   
     ギガ団子の方行きたかったな~

センム一家は女5人、男2人です。
いくらなんでも、ギガの方買ったらヒンシュクもんやな。
小さい方買ってみんなでシェアしました。
お持ち帰り時間は4時間以内。

有名らしい、神戸メルスィーユのロールケーキ。
メルスィーユって舌噛みそうな・・・。
娘のみづほがめっちゃ欲しがってましたけど断念しました。
   
   娘のリクエストは京都の温泉。

明後日にはEZOライダーに戻るので、ちょっと無理を聞きました。
京都市の端っこにある、仁左衛門の湯。
2種類の温泉が出ている人気の温泉施設。
なんでびっくりドンキーやねん!

孫娘カレンさんイチオシのお店。ママも。
センムとエリカさんはささやかな抵抗をしましたが・・・。
ブロンコビリーが閉まっていたので、ここしかない?
いやいや、餃子の王将開いてるで・・・。
 
   二人ともご機嫌です。

左がもう大きくならないであろう、娘のみづほ。
右が孫娘のカレンさん、高2です。
不機嫌じゃなくてスマホ見るときいつもしかめっ面。
     
     
  
     
     
6月2日(火)
結局、車検場にいます。


長女、かずささんの車の車検に来ました。
バイク車検の相棒、中根さんにも連絡しましたが今日はバイクは無し。
娘の車の継続車検だけになりました。
 
   娘のセレナです。

ほぼ、乗りっぱなしのセレナです。
オイル交換、車税、検査費用含めて10万円超え。
あ~あ、国からもらった10万円全部無くなったな。
金沢で貰った国産ウナギ。

タカさんからもらった土産のうなぎです。
末端価格は1匹4000円!
2匹もらいました。おおきに~。
   
   ハイエースのブレーキパッド交換。

なんだかんだで出来ていなかったパッド交換。
永一に工具貸してって言ったら、「ボクがやりましょか?」
嘉門達夫の「ええやつやんか」って歌を口ずさみます。
危なかったな~。

ブレーキパッド替えないとあかんな~って思って1年。
そりゃ、こうなっとるわな。
   
   あかんやろコレ。

バイクのブレーキパッドはこんなになるまで使いません。
永一には爆笑されましたよ。
     
     
  
     
     
6月3日(水)
北海道には無いラーメン店。


今夜はEZOライダーに戻るためにフェリーに乗ります。
センム一家半分で晩餐会です。
大阪にいたら必ず行くお店です。
 
   
   しばらく会えないね。

じいじの言葉に軽く無視してメニューを見るカレンさんです。
まあええわ。成績悪くても、バイトしてなくても、
元気で怪我無くいてくれればいいや。
おい!オレを撮るなや!

姉弟そろって反抗期です。しかも、センムにだけ。
まあええわ。アホでもゲームばっかりしていても、
元気で怪我無くいてくれればいいや。
   
   ラーメンはペロッと食べました。

ということで、また看板のラーメンの写真です。
白濁したスープはドロドロした濃厚スープ。
こうしてコメント書いててもヨダレ出てきます。
もう少し時間があるのでお買い物。

フェリーの中で過ごすための食糧を買います。
時々掘り出し物があるジャパンです。
今回は今治タオルのバスタオルが、なんと!千円!
これはいい買い物した。
 
   ん?人にやさしいトイレ?

どう?やさしいの?
入ってみたら普通にクサイ便所でした。
客じゃなくても使っていいよって言う優しさなんかな?
いずれにしても、トイレと言うより便所。
マキノ町のガソリンスタンド。

トラックドライバーが寄る、西フリ(西日本フリート)のエネオス。
トイレは分かりやすいところにあって良かった。
トラックドライバーのためのシャワー室も2つあるようですね。
間違いないけど、しっくりこない。

自分の固定概念が強いのかな~?
シャワー室の表示が、1と2とか、AとBとかじゃなくて?
「右」と「左」・・・・。
福井県の敦賀港に到着。

ということで、またEZOライダーに戻ります。
EZOライダーハイエースはまた、最後の乗船と告げられます。
   
   一回でいいから同乗者になりたい。

「同乗者のお客様はすぐに乗船です」
ほぼ待たずして乗船できる車の同乗者。
ハイエースより30分以上早く乗ることが出来ます。
北海道を目指すバイクは少ない。

ていうか、少なすぎる。
県をまたいでの移動は自粛してくださいは解除のはず。
まだまだ自粛モードの日本ですね。
 
  そろそろ乗船か・・・。

少しだけ早く乗れたような気がします。
フェリーの中に入って10分ほどしてからフェリー出航です。
慌ただしい数日を過ごしました。ソッコーで寝てやります。
     
     
 
 
 
 
 この度のEZOライダーレポートでは、私個人的な所用での内容で大変恐縮します。

親父が亡くなったのは長期に渡り心臓病から起因する心不全、腎不全が原因でした。

苦しむことなく、寝たまま、そのまま永眠についたという感じだったそうです。

今年の2月初旬には新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、見舞いにも行けず寂しい思いをさせたと思います。

私の幼少期、父親は寿司屋を母親は美容室を経営している商売人でした。

寿司屋の息子のくせに、子供の頃食べた思い出のある寿司は、かっぱ巻き、かんぴょう巻き。そして、余りものの赤出汁。

生のネタは「商売用のネタ」として絶対に食べられることは無かった。誕生日の日に鉄火巻きを食べさせてくれた。

そんな商売の原点のようなものを教えてくれた幼少期でした。

でも、孫が出来ると正月には生のマグロやハマチを握って振舞った。分かりやすい性格をしていた気がします。

大人になってもいつも誰かのことを心配し、そしてご近所さんとの付き合いも良かった。

「お疲れさまでした」・・・と眠るように棺に入る親父を見送って参りました。

今の時代、「死に様よりも生き様」が問われると思います。

さて、私の生き様はどうでしょう? 自問自答する時間が続きます。

EZOライダーを訪れて来てくれるライダーに良き思い出を創ることが私の使命だと信じています。

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